ポン、チー、カン鳴き講座
ポンとチー、カンは適当にやればいいじゃないと思ってるあなた。その方法では和了率を下げているかもしれませんよ。
ポン、チー、カンの基本的な考え、やり方を紹介したいと思います。

鳴く方法、順番によっては待ちが、リャンメン待ち、シャボ待ちなどテンパイが変化します。それならもちろんリャンメン待ちがいいですよね。
2256、46、6789、白白白と有りましたら、鳴ける牌(シャンテン数が進む牌、他)は247、5、56789、白と有り、78白は初心者でも無いとして、鳴く優先度形としては89or46、22、67or56の順番で鳴きます。なぜなら、各種をテンパイ形に直してみますと、カンチャン、ペンチャン、シャボ、リャンメンと、残り有効牌が違います。ということは、出来るだけ有効牌の少ない牌から鳴いて行けば最後に残るのはリャンメン待ちなどの有効牌が多いテンパイ形となり和がる可能性が高くなります。
なら、手牌が全部リャンメン形ならどうするんだなどと、屁理屈を言う方が居るかもしれませんが、2367、4578、2388東などと手牌にありましたら、普通はメンゼンで手を作りますよね。なので、鳴く時はリャンメンが少ない時も有りますし、トイツの牌が多いのが特長と言える場合が有ります。


カン編
カンは某漫画の影響なのか、教えてくれる人が居ないのか、扱いが雑とも取れる場合が有ります。
カンは麻雀においては、特殊なものですが、カンなんて適当でいいじゃないと思っている方は、改めた方がいいかもしれません。(以下自分のブログから引用。修正、加筆)

カンは4枚揃えればできますが、その扱いだけでも素人か玄人かがわかってしまいます。
4枚揃えればとにかくカンは素人がやることなのです。

カンは時に因っては自分に得はほとんどなく、相手に大チャンスを与える場合があるのです。
そんなこんなでどの時にカンをすべきで、控えるべきなのかが問題ですね。
自分の使ってるカンの扱いですので参考にでもして下さい。

1.明カン、加カンはとにかく厳禁
なぜなら、明カンをすると自分は鳴いた状態になり、裏ドラのチャンスは無くなってしまうのに対して、相手はリーチを掛けられるので自分は絶対に損をする一手です。それで振込み裏ドラが乗ったら最悪です。
その証拠にプロと呼ばれている人達が明カンをしているところを自分は見た事がありません。
加カンもポンの状態からのカンなので、上と同様に自分には利点が少ないと思います。する、しないのメリハリを付けるため自分は加カンはしないと決めています。

2.自分が鳴いた状態後は必ずカンをしない
アンカン牌でも鳴いた後は意味有りませんので、4枚目の牌が必要なければそのまま捨てる。
理由は上とほぼ同じで、カンをすれば表ドラ表示牌が増えますが、自分は鳴いていますので裏ドラ分は増えず、相手にでもリーチを掛けられ和了れでもしたら裏ドラのチャンスを与えたことになります。
なのに、自分は裏ドラが増えるどころか相手のリーチとドラ(裏ドラ)に怯え、危ないところは切れなくなり降りるしかない可能性が高く、勝負ができなくなります。

3.逆にすべきカンはテンパイ時
テンパイまで4枚来てもカンをせず保留し、1シャンテンでも4枚所持したままにし、テンパイをしてからカンをし、その直後、リーチを掛けるのがベストです。もしくは、リーチ後の暗カンのどちらかです。これがカンをするところです。
リーチを掛ける直前まで4枚所持し、粘って持っておきましょう。
こうすれば自分が和了れば表裏ドラを手に入れるチャンスがあります。

4.嶺上開花は得なのか?
嶺上開花はカンをした時にできる特別役ですが、これを無理に狙いに行っても1役増えるだけですし、おまけなので無理にカンをして狙う必要はありません。たまたま和了れればというレベルです。
プロでもわざわざ不確定の役を狙いに行くことは少ないと思います。

5.牌補充はするべきか?
プロでも暗カンで牌を補充する人としない人がいますが、自分は上にある通りテンパイまで我慢ということをしています。時には4枚目を捨てることもします。 それじゃあ、1ツモ分損ではないかと思われますが、手が進んでないのにカンは無意味だと思います。 焦ってカンをしたり、早い巡目のカンをしても得はありません。なぜなら、遅くカンをしていれば表ドラ予定の牌を持たれなくて済んだ可能性があるからです。自分も持てませんが、テンパイしてないのに持っていても意味がないからです。

6.乱雑カン打ち取り戦法
カンを控えず4枚揃えばカンをとにかくする人がいました。その人は東場辺りで2度ほど明カンをしており、その時に4枚揃えば必ずカンをする人だと思いました。 南場に入り、その人がポンをしました。 そして、自分もたまたまテンパイをして場を見たら和了牌がポンをされてるなーと思っていたところ、必ずカンをする人だと思い、4枚目は場に無かったので、その人が4枚目を引けば加カンをするなと思い、それに賭けてリーチを掛けました。 その時は、そのカンの人が4枚目を引き加カンをし、自分はチャンカンで和了ることができました。 こんな自分の例もあります。 そのままツモ切りされても結果は一緒でしたし、リャンメンリーチでしたので、もう片方の筋(予備和了候補)でも和了れる場面でもありました。最善の待ちはペンチャンやカンチャンは控え、リャンメンでのリーチのこの作戦が有効だと思います。 でもその人が4枚目を引かなければチャンカンにはならない可能性もありますし、4枚目が他家に持たれていたなどで意味が無かった場合のリスクもありました。

カンに関しての例外としては、三カンツ、四カンツのチャンスがある場合のカンはOKです。


カンのまとめ
なんでこう言っているのかは相手にチャンスを与え、ドラで大物手を和了れないようにするためです。
他の理由は、例えば自分がリーチを掛けたときに相手がカンをしてくれたらラッキーだと思いませんか?
それを相手にしているのと同じ行為なので、自分のカンでドラが乗り、馬鹿高い手で和了られるのを未然に防いだと思いましょう。もちろん防いだ事が最善の手だと思います。
上にもある様に自分で作った新ドラで相手のリーチに怯えるのは馬鹿らしいですよね^^

なので、乱雑なカンは今日までにしましょう!明日からはカンも有効利用の戦術に加えましょう!


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